小野里です、久しぶりの投稿になりました。
この6月に発覚した、ネット上の不正使用の案件が解決しました。
これは、某法人のホームページに某ストックフォトのカタログからコピーしてロゴの上に自社のロゴを上書きして自社のホームページに使用していたものです。
偶然ストックフォトの社員の方が見つけ、自社での販売遍歴は無く、作者である私に問い合わせがありました。
その写真は他のストックフォトには預けていない一点物(元データはフイルム)であり、動きのあるものでぴったり重なる写真は他にはありません、
状況からみてネットカタログからのコピーは明確であり、仮に裁判になっても、こちらで不正使用を立証出来る物でありました。
相手は最初、知らない、忙しいなどと逃げていて話し合いには応じませんでした。
その後、顧問弁護士からの訴訟も辞さない文面の内容証明等の送付により、不正使用を認め保障に応じたものです。
相手は小企業でもあり保障金は多くはありませんが、私としてはホッとしています。
今のネット社会はこのようなケース多々あると思いますが、ほとんどの場合は発見できないか、発見出来ても費用対効果を考えると不正使用された側の泣き寝入りがほとんどのようです。
この件は、私のほうに都合の良い条件が重なった幸運なケースと思います。
小野里隆夫